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アルミ製の電動バイク「メタサイクル」登場 約52万円、室内でも充電可能

電動自転車で知られるSONDORSは、同社初の電動バイク『メタサイクル(Metacycle)』を発表しました。北米では年末頃に低価格で発売される予定です。新たに公開されている走行テスト動画では、その詳細を見ることができます。

SONDORSは、米カリフォルニア州の海岸を実際にクルージングしているメタサイクルの動画を公開。電動バイクならではの静粛性と洗練されたデザインで、一般的な「モーターサイクル」とは一線を画した外観を持ちます。光沢のあるスクエア基調のフレームは軽量なアルミ製です。

SONDORSが公開した『メタサイクル』の走行動画

メタサイクルは4,000Whのバッテリーを搭載し、約130kmというささやかな航続距離を持ちます。物足りない数字のように見えるかもしれませんが、5,000ドル(約52万円)という比較的手ごろな価格を考えれば十分に妥協できる範囲ではないでしょうか。

公共の充電ステーションに対応しており、室内でも充電できるようバッテリーは取り外し可能となっています。通常のコンセントを使用する場合、充電には約4時間かかります。車重は約90kgで、3種類のカラーオプション(ネイキッドシルバー、スーパーマッシブブラック、アークティックホワイト)が用意されます。

SONDORS『メタサイクル』

メタサイクルは、街中での移動用に最適な小型電動ビークルを求めている人のために作られたもので、すばやく充電して日常的に使用することができます。電動バイクとしてはかなり手ごろな価格設定ですが、納車は今年の第4四半期まで開始される予定はありません。日本導入については今のところ確認されていません。