奇抜すぎるロールス・ロイス ジャスティン・ビーバーの愛車を街中で発見

もし、自分が推定純資産3億ドル(315億円)の26歳のポップスターなら、どんなことをしますか?米カリフォルニア州にあるWest Coast Customsを訪れ、自分だけのロールス・ロイス『レイス』を製作してもらうというのはいかがでしょうか。

ジャスティン・ビーバーのロールス・ロイスは、最近カリフォルニア州マリブでカースポットをしていたユーチューバー、effspot氏によって発見されました。この車両を製作したWest Coast Customsは、ロールス・ロイスのコンセプトモデル『ヴィジョン・ネクスト100』からデザインのインスピレーションを得ています。

effspot氏の動画。5:36あたりからビーバーのレイスが見られる。

ヴィジョン・ネクスト100(ロールス・ロイス103EXコンセプト)は、全長5.8m、全高1.5mで、28インチホイールとホイールカバーを装備。このSF映画を彷彿とさせるデザインを基に、West Coast Customsは純正のレイスのボディパネルをすべて交換しました。

新しいヘッドライト、小型化されたパンテオングリル、フラットなボンネット、カスタムエアインテークを採用。フロントホイールアーチにはカメラが設置され、サイドミラーの代わりに周辺の映像を撮影しています。リアエンドには三角テールライトと2本のエグゾーストチップが装着されています。

もちろん、ロールスのコンセプトではタイヤと一緒に回転するホイールカバーを採用していましたが、さすがにそこまで実現できず、固定式となっています。そのためか、まるでボディが地面から浮いているようにも見えます。これをクールと捉えるか、ダサいと捉えるかはお任せします。

このビーバーのレイスは、SF風デザインに合わせて全電動パワートレインが搭載されているとの噂もありますが、エグゾーストチップが残されていることからパワートレインは純正のままではないかと予想。標準のレイスは6.6L V12エンジンを搭載しており、624馬力と820Nmのトルクを持ち、パパラッチの目を逃れるのに十分なパワーを発揮します。

ロールス・ロイスはこれまでに、『レイス・イーグルVIII』や『レイス・クリプトス』など、特別仕様のレイスをいくつか発表してきましたが、ビーバーのマシンほど奇妙で不気味な感触を与えてくれるものはありません。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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