「GRカローラ」は非ハイブリッド?ヤリス開発費回収で米国導入も

トヨタがスポーツカーのGRシリーズに、新たにコンパクトカーを追加しようとしているという噂が流れています。噂よると、どうやら2023年に『GRカローラ』が発売されるようです。トヨタはGRカローラの商標を出願しており、内部関係者は発売は「確実」と主張しています。

しかし、このでは、GRカローラは電動化されないのではないかと言われており、トヨタが多額の開発費を投じて開発した『GRヤリス』と同じエンジンとプラットフォームを使用するだろうと考えられています。つまり、257馬力のパワーと、後輪重視の全輪駆動システムの採用です。

情報提供者はこの点を明確にしていないので、価格帯は謎のまま。しかし、GRヤリスと同様にパフォーマンスモデルとなるのであれば、欧州仕様で33,000ポンド(469万円)を超えるでしょう。あるいは、パフォーマンスをやや抑えて『ゴルフR』などのライバル車と同等の価格になるということも考えられます。

トヨタ『GRヤリス』は現在米国未導入

スラッシュギア編集部は、トヨタはGRヤリスの3気筒ターボエンジンの開発費を回収する必要があるため、最終的にGRカローラを米国にも導入すると期待しています(今のところ、そのような兆候はありませんが)。

米国にはホットハッチバックやスポーツカーの需要が残っているはずです。また、多くの自動車メーカーが非力な内燃機関を電気で補完する方向へ走り続けている中、トヨタにはGRカローラを電動化する計画がないという話も喜ばしいことです。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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