ダイハツは、東京オートサロンに出品予定だった5台のコンセプトカーを特設サイトで発表しました。毎年、自動車メーカーは東京オートサロンでエキサイティングな車両を発表しています。通常であれば実際に車両を見ることができますが、2021年1月開催予定の東京オートサロンは、オンラインでのみの開催となります。
同社は「ダイハツビレッジ カラフルカーニバル」と称して特設サイトをオープンし、”新しい楽しみ方 “をテーマに全車を展示します。
まずは、軽商用車『ハイゼット』をベースにした「ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.」。ルーフ部分を切り落とし、コンバーチブルとスポーツカー、ピックアップを組み合わせたようなロードスターとしました。ダイハツによると、果樹園で実際に使用されている改造車から着想を得ているといいます。
同じくハイゼットをベースにした「ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.」は、後部をキャンピングカー仕様に改造したものです。この後部に関する情報は公開されていないため、中に何があるのかは不明です。
「コペン スパイダーVer.」は、『コペン』のルーフとフロントガラスの大部分をカットし、シートの後ろにナセルを備えたロードスターとなっています。
「トール プレミアムVer. with D-sport」は、小型乗用車の『トール』をベースに、シルバーのツートンペイントと大径ホイール、アップグレードされたフロントマスクを採用しています。
最もクールなのは、軽クロスオーバーを『タフト』をオフロード車に変身させた「タフト クロスフィールドVer.」ではないでしょうか。車高を上げ、オールテレーンタイヤを装着したほか、ウィンチ付きの新しいフロントマスクを装備しています。
各モデルの詳細は、2021年1月15日から公開される「バーチャルオートサロン2021」で発表されることになるでしょう。