日産が北米で販売するセダン「マキシマ」は、来年でデビュー40周年(初代は1981年登場)を迎えます。その節目を記念して、「40th アニバーサリー・エディション」が発売されました。この特別仕様車は、ツートンカラーのボディに専用ホイール、上質なインテリアなどを装備しています。
8代目となる現行モデルのマキシマは、3.5L V6エンジンを搭載し、300馬力を発生。インテリジェント・トレース・コントロール、アクティブ・ライド・コントロール、インテリジェント・エンジンブレーキなど運転支援システムを全車に標準装備。グレードは「SV」、「SR」、「プラチナ」の3種類で、価格は36,990ドル(383万円)~42,220ドル(437万円)となっています。
今回の40th アニバーサリー・エディションは、上位グレードのプラチナをベースにしており、価格は44,345ドル(459万円)から。
40th アニバーサリー・エディションに設定されているボディカラーは、ルビースレートとグレーパールの2色で、それぞれブラックルーフを備えるツートンとなっています。ホイールはブラックの専用19インチアルミを装着。フロントグリルやテールパイプ周りもブラックパーツを採用しています。
シートには、スポーティなレッドのセミアニリンレザーを用意。ブラックレザーも選択可能です。ダーク・クロームのインテリアトリムのほか、歴代モデルへのオマージュとして白のスピードメーターとタコメーターを設定。リアシートにヒーターを採用するなど、充実した装備が特徴的です。
日産によると、40th アニバーサリー・エディションは、改良新型の2021年モデルとともに11月5日から北米で発売されているとのこと。
2021年モデルのマキシマは、モノチューブ式リアショックアブソーバーを備えた4輪独立懸架サスペンションを採用。SRグレードには、専用のダンパーチューニング、フロントスタビライザーバーの大型化、専用の19インチホイールを採用し、パフォーマンスを向上させています。