2021年モデルのホンダ「アコード」が米国で発表され、価格、ハイブリッドシステムの改良、スタイリングの刷新などが明らかになりました。フロントグリルは新しくなり、ダッシュボード上のタッチスクリーンも大型化しました。
最近、ホンダはアグレッシブなフロントフェイスを採用しており、先日発表された2021年モデルのピックアップトラック「リッジライン」もパワフルなスタイリングとなりました。
「LX」、「EX-L」、「ツーリング」の各グレードには新デザインのホイールを採用し、「スポーツ」、「スポーツスペシャルエディション」、「ツーリング」には新色のソニックグレーパールを追加しています。
また、これまで上位モデルにのみ搭載されていた8インチディスプレイが全車に標準装備されました。Apple CarPlayとAndroid Autoを搭載し、上位モデルはワイヤレス接続機能に対応しています。
ワイヤレス充電も可能で、USBポートを移動したことでアクセスしやすくなりました。上位モデルでは、リアシート用に2つの2.5V USBコンセントも追加。また、全車にリアシートリマインダーとリアシートベルトリマインダーを装備しました。低速ブレーキ制御システムを備え、低速で何かに衝突しそうになった場合、パーキングセンサーを使用して自動的にブレーキをかけます。
先進安全技術「ホンダセンシング」 を標準装備し、マルチビューバックカメラと 8個のエアバッグを備えています。アダプティブクルーズコントロールも改良され、他車に追従する際のブレーキ操作がよりスムーズになり、レーンセンタリングもより効果的になったとのこと。
「スポーツSE」グレードには、ヒーター付きの本革シートを設定。助手席は4ウェイパワー調整、運転席は12ウェイパワー調整機能付きです。また、サイドミラーヒーター、スマートエントリー、リモートエンジンスタートなども装備。本革巻ステアリングホイール、本革巻シフトノブ、8スピーカーオーディオも標準装備しています。
2021年モデル アコード・ハイブリッド
2021年モデルのアコード・ハイブリッドは、212馬力と314Nmのトルクを発揮し、20.4km/lの燃費を実現。ホンダは、ライバルのハイブリッド車よりも電気のみでの走行距離が長いとしています。
スロットルレスポンスはより直接的になり、加速カーブがより自然になるように調整されています。EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブ、スポーツ、EV、ECONなど複数の走行モードを用意。エクステリアでは、ホンダのロゴがブルーになるほか、フロントフェンダーとトランクリッドにハイブリッドのバッジが装着されます。
エントリーモデルの「LX」は、1.5Lターボエンジン(192馬力 / 260Nm)とCVTを搭載し、価格は24,770ドル(262万円)から。上位モデルの「ツーリング」は、ホンダの2.0Lターボエンジン(212馬力 / 314Nm)と10速ATを搭載し、36,700ドル(388万円)からとなっています。アコード・ハイブリッドは、26,370ドル(279万円)から。
ホンダによると、今週から米国のディーラーに入荷するとのことです。