またも世界最速 ダッジ「チャレンジャーSRTスーパーストック」登場

ダッジは、世界最速・最強のマッスルカーと称される新型車を発表しました。ドラッグレースに的を絞ったモデルで、その名もダッジ「チャレンジャーSRTスーパーストック」、価格は7万9595ドル(849万円)から。高性能モデル「SRTヘルキャット・レッドアイ」と同じ6.2L V8スーパーチャージャーを搭載していますが、キャリブレーションが変更されています。

ダッジ「チャレンジャーSRTスーパーストック」

ダッジによれば、スーパーストックはキャリブレーションの変更により、807馬力もの出力を実現し、世界で最もパワフルなマッスルカーになるとのこと。

ワイドボディが採用されており、大型ホイールとドラッグレース用のラジアルタイヤが装着できるようになっています。その他、ビルシュタイン製アクティブダンピング・ハイパフォーマンスサスペンション、軽量アルミ製のブレンボ4ピストンブレーキキャリパー、14.2インチのベンチレーテッドローターが装備されています。

ドラッグレース用タイヤを装着できるよう初めから設計されている

ホイールは18×11jの光沢を抑えたグラナイト仕上げ。タイヤは315/40R18のNitto NT05Rドラッグラジアルを装着。パフォーマンスチューニングが施された非対称LSDを採用し、最終駆動比は3.09となっています。

ダッジによると、静止状態から時速97kmまで3.25秒、1/4マイル(402m)を10.5秒で駆け抜けるといいます。

このSRTスーパーストックは、今秋からダッジのカナダ・オンタリオ州ブランプトン組立工場で生産される予定で、受注は今月下旬に開始されます。納車は今年後半以降になるとのこと。

環境規制などどこ吹く風、ダッジはひたすら我が道を突き進む

1/4マイルの驚異的な速さはパワーの増強によるものですが、ワイドで粘着性のあるドラッグラジアルタイヤが、すべてのパワーを地面に叩きつけるのを助けています。ドラッグスリックを装着すれば、ドラッグレースでさらに速く走ることができるでしょう。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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