メルセデスは高級車 「Sクラス」 の新型車を発売する準備を進めています。世界初公開は9月に行われる予定で、それに先立ち、メルセデスは「Meet the S-Class DIGITAL」の第2弾を7月29日21時(日本時間)に公開します。メルセデスは、この車が安全性と快適性において新たな基準を設定すると同時に、新しいインテリジェント機能によって運転を容易にすると約束しています。
後部座席にもエアバッグを搭載
メルセデスは、Sクラスの各世代がそれぞれの時代の新しい安全性のベンチマークを設定していると言います。Sクラスで最初の技術革新は、エアバッグやESPのようなものが含まれています。新型Sクラスは、前面衝突時に後席乗員を保護するために、世界で初めて後席乗員用のエアバッグを装備した車になります。
後部座席のエアバッグは、展開時にチャイルドシートを適合させることができなければなりません。また、エアバッグは後部座席の乗客のための膨張可能な安全ベルトである「ベルトバッグ」と組み合わせています。SクラスはPRE-SAFE技術の進化も見られます。
事前に衝撃を検知
また、レーダーセンサーを使って、差し迫った衝突を特定する機能を搭載しています。差し迫った衝撃が検出されると、このシステムは、シート内のエアクッションを使用して乗員を保護し、運転者または助手席の乗員を車両の中央に移動させると同時に、PEアクティブボディコントロールサスペンションを使用して車両全体を持ち上げます。車体を持ち上げることによって、衝撃を硬い構造である車両へと逃します。
デジタルニュースフォーマットは、スタジオインタビューやロケ地、テストトラックからのレポートを含むモデレート番組です。7月8日に公開された「Meet the S-Class DIGITAL:My MBUX」の第1弾を見逃した方は、オンデマンドで視聴できます。メルセデスは第3弾を8月12日に公開する予定で、インテリアの快適性に焦点を合わせています。