エアストリームの高級トレーラー、内装を一新 快適性向上

高級キャンピングカーブランドのエアストリーム(Airstream)社はこのほど、トラベルトレーラー「フライングクラウド」と「インターナショナル」の新しいインテリアを発表しました。デザインを一新し、レザーなど高級素材を多数採用。質感と快適性を向上させています。

米オハイオ州に本拠を置くエアストリームは、80年以上の歴史を持つ老舗の高級ブランドとして知られています。その品質の高さと快適性には定評があり、キャンパー憧れのトレーラーとなっています。

今回、2021年モデルとしてインテリアが一新されたことで、フライングクラウドとインターナショナルはこれまで以上に魅力的なトレーラーとなるでしょう。

フライングクラウド

フライングクラウドは、エアストリームのラインナップの中で最も人気のある、多目的トラベルトレーラーです。14のフロアプランがあり、どのような家族構成にも対応できます。

2021年モデルでは、寝具、枕、カーテンを新素材に変更。高級コーリアン(人工大理石)製の什器、フローリング、カウンタートップ、ソフトクローズキャビネットなどを装備し、質感をさらに高めています。

これまでのフライングクラウドには「ウルトラファブリック・ドエル」という内装が採用されていましたが、今回新たに「ウルトラレザー」というツートンカラーのオプションを設定。

サンリットメープルをベースカラーに、カロライナグレーまたはシアトルミストから選ぶことができます。

また、ブラックアウトカーテン(現行モデルのブラインドに代わるもの)、キッチンと蛇口の装飾、クリーム色の収納キャビネットも新たに追加されています。

インターナショナル

一方、インターナショナルでは12のフロアプランが用意されています。

これまでのデザインテーマは「セレニティ」と「シグネチャー」でしたが、2021年モデルは「リフレッシュ・コーストラル・コーブ」を新たに設定。

アクアやシーシェルなど、明るい色合いのウルトラレザーが加わりました。

寝具、枕、カーテンに新デザインのファブリックを採用したほか、ビニールのフロア材と内装のラミネート加工も新しくなりました。カウンタートップには高級感のあるコーリアン製を採用しています。

また、ブラックアウトカーテン、グロス仕上げのキャビネット、キッチンとバスルームにはモーエン製プルダウン式水栓を装備しています。

フライングクラウドとインターナショナルに共通して、正方形のフローティングシンクを採用したキッチンが設置されました。収納の選択肢が増え、人間工学に基づいた使い勝手の良さを実現しています。

ハンドメイドのアルミ製リアハッチとスクリーンもオプションで用意されています。

価格はまだ明らかになっていませんが、現在のフライングクラウドは78,900ドル(844万円)から、インターナショナルは91,800ドル(982万円)からとなっています。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です