Fisker社が、新型SUV「Fisker Ocean」の予約受付を開始しました。Tesla社の「Cybertruck」に続き、こちらも電気自動車を求めるユーザーの興味を引きそうです。ただし、「Cybertruck」同様、製造ラインに乗るには時間がかかり、「Fisker Ocean」の生産開始は早くても2021年後半になる見込みです。
リース契約重視の「Fisker Ocean」
Teslaが直販を優先しているのに対し、Fiskerはリース契約を重視しています。世界中から多くのリクエストを受け、購入も一部可能としていますが、Oceanに乗るドライバーの大半はリース契約をすることとなりそうです。
料金は月額379ドルで、頭金として2,999ドルが必要となる。リース期間のオプションはさまざまで、1ヶ月単位の短期間で返却することもできれば、数年間保持し続けることも可能だ。
また、アプリを利用しての保険見積もりが可能となっていて、このアプリはメンテナンスやサービスのスケジュール管理にも用いることができます。
航続距離は約400〜500キロ
仕様や構成、オプションなどは2020年に公開されます。最終的なデザインについては、同年1月4日にお披露目されるようです。
また、前後に電気モーターを備える四輪駆動オプションがあることや、リチウムイオンバッテリーの容量が約80kWhであることなどが現時点で分かっていて、Fisker社によれば、Oceanの航続距離は、一度の充電で約400〜500マイルになると予想されています。
その他の気になる仕様
エントリーレベルを除く全ての車には「California Mode」が搭載され、フルレングスのソーラールーフはオプションとなっています。
また、漁に使う網をリサイクルした素材から作られたカーペットが採用されて、他にも再生素材を用いるなど内装はヴィーガンの方に配慮した仕様になっています。その他にも、室内空間を広くしたり、軽量化したりするための工夫もあるようです。
まとめ
新鋭のFisker製電気SUV「Ocean」の生産は2021年には開始される予定ですが、大量出荷が始まるのは2022年になる見込みです。この「Ocean」が太陽光を受けて街を走る姿を見るのが待ち遠しいです。