編集方針

ミッション・ステートメント – 企業理念

スラッシュギアは2005年アメリカで独立系のメディアとして設立されました。私達が一番大切にしていることは、記事に伝えるべきバリューがあること、それから中立的な視点から公平に書かれていることです。スラッシュギアがカバーする分野は、テクノロジー、自動車、科学、ゲーム、エンターテインメントです。私達の目標は次の3つです。価値のある情報を知らせること、読んで楽しめること、最新で価値のある情報だけを整理して届けることです。それが皆様の人生において、「自分はどの製品を選べばいいのか?」を考える手助けになると信じています。

ファクトチェックと記事の正確性について

私達は記事の正確性について自信を持っています。記事が分かりやすくて正確なら、読者にとってその記事は価値があります。私達は、そのような記事を提供できるよう努力を惜しみません。そして、記事が公開される最後の瞬間まで、記事が正確であることを確かめるようにしています。

また、様々な意見や編集者が伝えたいことと、事実は常に分けて表現するようにしています。記事を書く担当者は、それが自社のライターであれ、フリーランスのライターであれ、何かしらの見解も述べますが、それとは分けてニュースソースやデータを記事内のどこかに記載するよう努めます。

しかし、作業にはミスがつきものであることもまた事実です。時には、加筆や修正が必要な場合もあるでしょう。記事の内容や、情報に誤りがあった場合は、それが判明した時点で記事内で誤りを明確にするようにします。読者の皆様からのフィードバックも問い合わせページから可能ですので、記事に誤りがある場合は是非ともご指摘をお願いします。

情報源とバイアス(偏見)について

スラッシュギアは記事を書く際に、その情報源を信頼した上で記事を執筆します。情報源として利用するものには、プレスリリース、イベントでの取材、インタビュー、第3者による情報の提供などがあります。インタビューをする際には、まず相手に記事の方向性を明確に伝えます。会話は必要に応じて録音し、録音された内容を情報源として使用します。

メディアを運営する上で、情報源を匿名としなければならない場合があります。情報源を明らかにするのが基本的な方針ですが、匿名を認める場合もあります。例えば、情報提供による報復から取材者を守る場合や、匿名の方が自由に話せる場合などです。私達は匿名扱いにすべきだと特別に判断した場合には、情報源を匿名扱いとします。

スラッシュギアのライターは、執筆にあたってなるべく先入観を持たないようにしています。事実が何よりも雄弁であるべきなのです。その上で編集者としての視点を明らかにするよう努めています。それから、私達が書く製品レビュー、ハンズオンレポート、ファーストインプレッションなどにおいては、プロフェッショナルとしての観点から、メリットとデメリットを挙げています。その際にも、フェアであることを何よりも大事にしています。批判する場合には、その批判には正当性が必要なのです。

読者からのフィードバックについて

私達は読者からのフィードバックを歓迎しています。それは自分の意見や、実際に使った製品がどうだったか?、企業やサービスについてどう感じたのか?などです。フィードバックの方法はいくつかあります。記事に対して直接コメントもできますし、スラッシュギアの各種SNSアカウントに対してでも結構です。また、メールで編集部にメッセージを届けることもできます。必ずしも全てのフィードバックに返答できるとは限りませんので、ご承知おきください。

なお、記事へのコメントについては、一定のルールを設けており、不適切な投稿は禁止しております。例えば、個人攻撃、人種差別、性差別、わいせつなもの、混乱をもたらすもの、話題が明らかにずれているものなどは、編集部の判断で削除することがあります(SNSなどではプログラムが自動的に行う場合もあります)。

フィードバックやメッセージのやり取りには、相手に対する敬意が大事ですよね!

製品レビューと点数について

スマートフォンからスーパーカーまで、毎年私達は数百点もの製品をレビューします。そしてそのレビューがいつも、あなたが使うお金を最大限に生かす手助けになればと考えています。点数をつけることによって、増え続ける競合製品との比較がしやすくなります。

レーティングは10点満点です。最終的な点数は、価格、機能、革新性を考慮して決定します。世の中に完璧な製品など無いでしょうから、もし10点のスコアでの製品があれば、それはその製品がその分野でゲームチェンジャーになったか、誰もそれにかなう製品を作れないだろうと判断したことを意味します。反対に、肝心な機能がお粗末だったり、消費者の期待を下回る製品は、低い点数となります。

製品のレビューがいつされたのかということも大事です。レーティングのスコアは、製品が発売された時点でのものです。例えば、3年前に良い評価だった製品は3年経った今でも、必ずしも点数が高いとは限りません。ですから、レビューを読む際にはいつの時点でのレーティングなのか?にも気を使う必要があります。

私達がスコアを付ける際には、消費者がその製品に何を期待しているのか?を常に考えます。例えば、スポーツカーと、ピックアップトラックでは、採点の方法が異なりますので、スコアで優劣を決めるのは難しいでしょう。スポーツカー同士、ピックアップトラック同士の場合に、スコアの比較は有効です。

とにかく、レーティングは買うべきかどうかの判断基準として使ってください。同時に、スコアだけで判断せず、掲げてあるメリットとデメリットも考えた上で何を買うべきか決めることをお勧めします。

最終更新:2019年2月